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会計士が教えてくれるのは、何が起きたかです。何をすべきかを知ることとは違います。

決算書は税務当局のための法定書類で、対象期間の数か月後に届きます。それで会社を運転するのは、遅れて届くバックミラーを見て運転するようなものです。

三つの問い

多くの経営者は、その場で答えられません。

01

どの仕事が実際に儲かっているか

売上が一番大きい仕事ではありません。かかった時間、やり直し、四回電話しないと納得しない顧客を差し引いても、何か残る仕事です。

02

来月がどう見えるか

入りと出を、まだ選択肢がある程度先まで見通します。最後の一週間で気づくのは予測ではなく、非常事態です。

03

それぞれを回すのにいくらかかるか

誰も請求していない部分も含めて。“顧客が期待するから”続けているサービスを、何年も他の事業が補填していた — よくある発見です。

入れるもの

経営者が実際に読む、月次の全体像。

01

少数の数字

十分で目を通せる程度の数。誰も開かない報告書は、報告書がないより悪いです。管理できているという錯覚を生むからです。

02

意味のある単位での利益率

製品別、顧客別、拠点別 — 実際に判断を下している単位で。全社の利益率は、知る価値のあることをすべて隠します。

03

見るための間隔

動いた数字について問う人と、月に一度、決まった形で見ます。誰も話題にしない数字は、行動を変えません。

これは会計ではありません

会計士の代わりにはなりません。

会計士は法定業務を、きちんとやっています。その仕事は税務当局に対するもので、正確でなければなりません。だから遅く、だから過去を向いています。

財務管理が向き合うのは御社です。だから 正確で遅いより、おおよそで速いほうがよいのです。今月出るだいたい正しい利益率は、判断がとうに済んだ九か月後に出る厳密に正しい数字に勝ります。

どの製品で儲かっているか、ご存じですか。

多くの経営者は自信を持って答え、その三分の一が外れます。使う価値のある90分です。